法律事務所といっても実に様々な形態があります。大手や中小といった規模的な側面、一般民事を扱うのか企業法務を扱うのかといった取扱業務から見る側面など、細かく見ていくと多岐に渡ります。
法律事務所業界の大きな流れとしては、規模の拡大と専門特化という流れが続いています。司法制度改革により弁護士人口の増加したこと、弁護士法人の設立が認められ支店展開が可能になったこと、国内の経済環境・人口構造の変化、企業活動のグローバル化など、様々な要因が絡み合っています。今後も時代の変化とともに法律事務所も変わっていくことが予想されます。
<分類例>
法律事務所の規模や扱う分野により、事務員に求められるスキルなども変わってきます。ここでは、主な分類について記載を致します。
中小規模の事務所では、人員が少ないため法律事務だけではなく、経理補助、雑務など多岐に渡る業務に携わることになります。その分、経験値が高まるため、手に職がつきやすい環境とも言えます。
電話・来客対応、裁判所などへ資料の提出等、情報入力、弁護士のスケジュール管理、リサーチ補助等弁護士業務のサポート全般を幅広く担当します。経験を積んでいくことで、裁判に関する書類作成など、パラリーガルに近い仕事も任せられることもあります。
また、小規模な事務所では、小口現金等管理や税理士とのやり取りといった、簡単な経理業務も任せられることもあります。
大規模な法律事務所になると分業化が進みます。法律事務でいえば、専門分野が分かれ、大量に案件をこなしてその分野のスペシャリストとして活躍することができます。
また、法律事務だけではなく、秘書や人事、マーケティング担当など、企業と同じような組織を形成する事務所も出てきています。
中小規模の法律事務所と比べ、自身の担当内容が明確に分かれます。事件担当別となる、担当業務別でチームを組むなど、事務所により様々な組織分けがされます。
担当する分野が明確に分かれます。例えば、交通事故案件担当、債務整理担当といった細分化が進みます。また、経験を積むとともに、後輩パラリーガルの指導、リーダーとして管理職になるというキャリアプランもあります。
クライアントへの請求書発行、事務所内の備品管理、入出金管理や仕訳、事務所内の小口現金管理等を担当します。
法律事務所や法律事務の詳しい内容を知りたい方は、下記で詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。法律事務所の就業環境、仕事内容、キャリアプラン、就職活動の方法についてをまとめております。
ご覧いただき、法律事務所とその仕事内容に対する理解を深めていただければ幸いです。
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