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法律事務所 規模別の特徴と入り方

1:大手で企業法務を扱う法律事務所

特徴
日本を代表する大手事務所を指して、「4大法律事務所」、さらに1事務所加えて「5大法律事務所」という言葉があります。これらの事務所はいずれも企業法務を扱っています。他にも、企業法務中心の大規模事務所がいくつかあり、いずれも語学が堪能で様々なバックグラウンドをもった優秀な弁護士が多数在籍しています。
事務職においては、秘書やパラリーガルだけではなく、翻訳スタッフ、総務人事スタッフ、事務所内の図書館司書など多岐に渡る職種があります。それぞれが専門性を発揮して活躍をしており、チームリーダーや部門長など、事務職においても役職などのポジションがあります。
5大法律事務所は、企業と変わらないもしくはそれ以上の福利厚生が整っております。産休・育休も取りやすいなどライフ・ワーク・バランスを目指すことができます。そのため、新卒採用においては高倍率になる傾向にあります。

 

こんな方に向いています
高度な企業法務案件に関わる機会が多いため、常に学び続けるという向上心がある方、英語力を生かしたいという方、経済活動などビジネス全般に関心がある方に向いているといえます。プロジェクトごとにチームを組むことも多いため、同僚と協力して仕事ができるタイプが望ましいです。

 

入るには
大手法律事務所では一般企業のように新卒採用を行っていることが多いです。まずは選考に関する情報やご自身が在籍している大学の採用実績を調べて挑戦してみましょう。倍率が高いため、選考は非常に厳しいと伺います。選考に通らなかった場合は、別の事務所や企業で社会人経験を積み、再挑戦することも検討してみてください。

2:大手で一般民事事件を扱う法律事務所

特徴
債務整理、相続、離婚、交通事故といった対個人から依頼を扱う大手法律事務所が近年増加しています。弁護士が100名以上在籍する事務所もでてきており、多種多様な案件、大量の案件に対応できることが特徴です。
企業法務系の大手法律事務所と同様、企業の雰囲気に近く福利厚生が整備されており、産休・育休などがとりやすい環境です。また、近年は所内で部活動が組織されるなど所員同士のコミュニケーションも活発になっています。
一般民事を扱う事務所の場合、法律事務(パラリーガル)が活躍する場面が多くあります。依頼者とやり取り、裁判所への書類提出など、所外の方とコミュニケーションを取ることが求められる傾向にあります。
5大法律事務所と同様に部署ごとに分かれ、その中でリーダーや部門長、事務局長など、昇進を目指す、あるいは異動して複数の分野の経験を積むなどのキャリア形成が可能です。また、webを活用する事務所も増えており、マーケティング担当を募集するケースもあります。法律事務であっても、意欲次第でマーケティング活動に携わることができ、集客という側面から事務所経営に触れる機会もあります。

 

こんな方に向いています
大量の案件に対応し、専門性を高めてスキルアップしたいという方が向いています。また、一般民事事件を扱う大手法律事務所は、ベンチャー気質があるため、時流に即した新しいサービスを常に模索し、立ち上げることが多くあります。流行に敏感で、新しいものを知ろうという気持ちがあるとよいでしょう。

 

入るには
新卒採用を行う事務所が増えています。募集職種としては法律事務(パラリーガル)の他、営業やウェブも含めたマーケティングなどの職種を設けた事務所もあります。また、中途採用も積極的に行っていますので、新卒で縁がなかったとしても、社会人経験を積み、中途入社するという方法もあります。

3:中小規模で企業法務を扱う法律事務所

特徴
IT企業、ベンチャー企業や中小企業の法務やコンサルティングを行っています。大手事務所にも引けを取らない専門性を持った弁護士が在籍しており、高度な法務サービスを提供しています。
大手事務所よりも、少人数で運営をしているため事務が活躍する場面も多くあります。弁護士の秘書業務や法律事務業務、総務業務まで多岐に渡る内容を経験できます。業務を通じて、最先端のサービスを開発している企業を知ることができ、刺激を受けることも多くあります。また、英文契約書を扱う機会も増えており、英語力がある方は契約書の読み込み、翻訳などで活躍することが可能です。残業は基本的に少なめなので、就業後に勉強をする、習い事をするなど、仕事とプライベートが両立しやすい環境です。

 

こんな方に向いています
大手事務所と比べて弁護士との距離感が近いため、より深く事件に関与することができます。そのため、スキルアップをしながら弁護士をサポートしたいという方に向いています。クライアントはほとんどが社長や重役となりますので、マナーやビジネスの知識をしっかり身に着ける必要があります。

 

入り方
基本的には中途採用が中心になります。企業法務を主に取り扱う中小規模の事務所は、それほど数が多くありません。人材派遣・紹介会社といったエージェントなどに登録すると探しやすいでしょう。

4:中小規模で一般民事事件を扱う法律事務所

特徴
「マチ弁」とも呼ばれ、法律事務所の中では一番多い形態です。弁護士、事務員ともに1~5名程度が在籍し、アットホームな雰囲気です。主に個人客からの依頼を扱い、企業の顧問をいくつか務めているというケースが大半です。中には、労働事件や行政訴訟、学校問題を扱うなど、他の事務所には見られない独自の特徴がみられ、弁護士の意向が強く反映されます。
一般的に案件数はそこまで多くない為、残業は少なめで、限られた時間で効率よく業務を進めることが求められます。事件を担当する中で依頼者からの連絡を弁護士に取り次ぐ機会も多く、弁護士・依頼者とともに事件解決に向けて働くことができます。解決した際には、依頼者から感謝されることも多く、やりがいを感じられる仕事といえます。

 

こんな方に向いています
依頼者と関わる機会が多く、事件を解決した際には感謝されることが多いため、人の役に立ちたいとお考えの方に向いているといえます。依頼者の方は交通事故や離婚、債務整理など、何かしらの不安を抱えていますので、細かい気配りができることが望ましいです。

 

入り方
事務所数は多いのですが、中途で法律事務所経験者を採用したいと考えるところが多いです。ただし、アルバイトの経験でも評価をしてもらいやすいので、学生のうちに法律事務所でアルバイトや長期インターンを経験すると入りやすくなります。当サイトでは学生向けの長期インターンの求人も掲載しております。気になる事務所に応募してみてください。

 

 

 

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