法律事務所に就職する際、弁護士と一緒に業務を進めることになりますが、弁護士の先生は法律事務をどのように考えているでしょうか。実際に弁護士の先生に伺いました。
はい、よろしくお願いします。まず私の経歴ですが、司法修習を終えた後、中堅の事務所で数年勤務し、独立して事務所を立ち上げました。設立から10年以上経ち、弁護士2名、事務スタッフ1名で、企業法務と民事事件全般を扱っています。
最近は業務量が増えてきたので、採用活動を始めることにしました。これまではもう1人の弁護士と調整しながら、スタッフさんに仕事をお願いしていました。極力残業が発生しないように配慮していましたが、スタッフさんも手際よく仕事を進めてくれるので助かっています。
電話対応・来客対応、打ち合わせへの同席、書類の作成、裁判所への書類提出などをお願いしています。また、経理業務も、顧問の会計事務所・税理士事務所と相談しながら行ってもらっています。依頼者の方や顧問先企業からは応対が丁寧で安心できるという声もいただいているので、事務所の顔として欠かせない存在ですね。
そうですね。もちろん依頼者への対応や仕事の進捗管理など、接客や一般事務と共通するところはありますが、法的手続きのための書類作成など、法律業界特有の実務的な知識が求められる場面もあります。
ただ、知識がないから応募ができないのでは、と遠慮する必要はありません。弁護士と先輩スタッフが丁寧に業務を教えます。最初から多くを求めるようなことはしません。
実務面で言えば、まずは基本的なPC操作ができれば問題ありません。具体的に言えば、スムーズにタイピングができる、Wordで簡単な文書が作れる、Excelで表作成・表計算やデータ入力ができれば大丈夫です。業務の中で、事務所のやり方や法律用語を覚えて行っていただければいいと思います。コツコツ業務を覚えていく意欲のある方に向いていますね。
また、電話・来客対応があるので、柔らかな対応ができるといいと思います。最初はできなくて当たり前ですので、業務に前向きな姿勢を持っていれば問題ありません。
弊所では所員一丸となって、働きやすい職場を作っています。採用した方と一緒に事務所を大きくしていけたらと考えています。業務は丁寧に教えていきますので、ぜひ法律事務所を目指していただければと思います。
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